多くの美容整形クリニックでは、小さないぼはレーザー、大きないぼならメスで切除してくれます。また、いぼは悪性の物もあるため医療機関で治療した方が良いのですが、美容クリニックなら美しく治してくれることも大きな魅力です。
いぼの切除は美容外科でも美容皮膚科でも対処できます。美容外科は、安全性の高い手術が特徴なので、適切に処置してもらえます。美容皮膚科は美肌への改善にも対応してもらえるので、いぼだけでなく皮膚全体を改善したいときに効果的です。
いぼの切除は、メスを入れずに処置できる場合は一か所につき10000円が相場です。メスを入れる処置ならば一か所につき50000円が相場になります。メスを入れない処置方法の代表が電気メスです。ほとんど痛みを感じることがありませんので、麻酔の必要がありません。麻酔を必要としないで処置できますので、現在何か薬を服用していても安心して施術してもらえます。電気メスの他には炭酸ガスレーサーもあります。炭酸ガスレーサーはCO2レーザーとも呼ばれています。電気メスにするか炭酸ガスレーザーにするかは、本人の希望があれば先に申し出ておくと良いですし、選ぶ基準が分かりにくかったり、自分では判断できないと感じたりしたら、医師に判断してもらえます。メスを入れる処置は切縫ですから、いぼを切除してから患部を縫合して抜糸するスタイルです。どのような大きさでも対応できるのがメスを入れる処置のメリットです。不安が大きい人は、メスを入れない処置のほうが安心感は大きいのですが、現実に大きさや深さのある症状の場合はメスで切除してもらう方が確実です。口コミなどで評判を確認するときのポイントは、手術後の対応です。アフターケアがしっかりしていると、傷跡が消えるまでカウンセリングを受けやすいので安心できます。いぼが気になる場合でも、すぐに切除が可能とは限りません。まずは現状確認と症状把握が行われます。具体的には、いぼを診察して悪性の腫瘍でないことを確認し、切除をしたときに出血を伴うかどうかを調査します。いぼは皮膚の表面で凸部を形成しますので、内部に毛細血管が発達した状態ですと切除したときに出血を伴います。毛細血管の発達具合は個人差だけでなく、発生している場所や皮膚の状態によっても変わってきますので、あわてずに診察してもらうのが肝心です。問診だけであれば低料金ですから気軽に相談しても良いのですが、いぼを見て医師が精密検査の必要を判断した場合は検査料が必要になります。いぼの切除費用は、一か所あたりで基本料金が決められていますが、症状によっては問診と検査が別料金になる場合もありますので、できるだけ初診時に確認しておきましょう。化膿を予防するために内服する抗生物質が処方される場合が多いので、現在服用している薬がある人は薬手帳を持参して受診するのがオススメです。アレルギーの有無も確認されますので、判明している情報は最初に伝えておきます。アフターケアでは塗り薬が処方されますが、肌を整えるための化粧水などの美容液が処方される場合もあります。市販品の使用や、術後の化粧に関しては医師の指示に従います。